「アンミカって日本人じゃないの?」と驚いたことがある人も多いはず。
バラエティ番組やファッション業界で大活躍のアンミカですが、その出身は韓国です。
両親は韓国の済州島出身で、アンミカ自身も3歳までは済州島で育ちましたが、その後大阪に向いて住んでいます。
幼少期から長年日本で生活していますが、では、日本に帰化し、国籍も日本人として活動しているのでしょうか。
アンミカが「密入国者」という噂や、CM出演で炎上した経緯など、アンミカのルーツとともに詳しく見ていきましょう。
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アンミカ 国籍は韓国?日本国籍ではないのはなぜ?
「アンミカさんって、日本人じゃなかったの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、アンミカさんの国籍は韓国です。
日本で大成功を収め、テレビやメディアでその明るいキャラクターと美しさを武器に大活躍しているアンミカさんですが、彼女は日韓国人としての認識を大切にしています。
両親は韓国の済州島出身で、アンミカさんも3歳まで済州島で育ちました。
しかし、その後家族は日本へ移住し、アンミカさん自身は大阪で育ったというバックグラウンドがあります。
日本での生活が長いため、「日本に帰化しないの?」という声もありますが、アンミカさんには帰化せずに韓国登録を認める理由があるのです。
これには深い思いが込められているようです。
アンミカ 在日韓国人としてのルーツと誇り
アンミカさんの在日韓国人としてのルーツは、彼女の誇りのようです。
両親は済州島から日本に移住してきましたが、幼少期からアンミカさんに自分のルーツを大切にしていたそうです。
日本で育ち、多くの友人やファンから愛される存在でありながらも、韓国人であることを忘れず、誇りに思っていると何度もいっています。
どんな国籍でも、私は私
李 現在の国籍は、韓国籍ですか。
アン はい、韓国籍のままです。両親からは亡くなる前、「これからずっと日本に住むのであれば、生きやすいのが一番だから、帰化したければしてもいい」と言われていました。チェサ(法事)も簡略化してもいいし、心のなかに韓国人である誇りを持っていれば、形にこだわることはないと。 出典:コリアンワールドニュース
特に、韓国の民族衣装「チョゴリ」を高校の卒業式に堂々と出演したエピソードは有名です。
民族のルーツを大切にし、どんな状況でも自分らしく生きる姿勢は、多くの人に感動を与えました。
また、モデルとして世界で活躍する中でも、自身が韓国出身であることを公開し、その背景を隠すことはありませんでした。
アンミカ 両親の影響と帰化しない理由
アンミカさんの両親の告白は、彼女の人生に大きな影響を与えました。
ちなみに、父親と母親がアンミカさんに「ルーツを大事にすること」の大切さを強調していた事は、彼女の帰化しないにも理由が続いています。
実際、両親はアンミカさんに日本に帰化を勧めたこともあったそうです。
しかし、アンミカさんは「自分がどこから来たのか」を大切にしたいという気持ちが強く、国籍を変えることはしませんでした。
韓国人としての誇りを持ち続けることは、手続きの問題ではなく、アンミカさんにとっては自己認識の核を成す部分なのです。
アンミカさん自身、「韓国や文化的な考え方が自分に合っている」と感じており、それを無理に変える必要はないと考えているようです。
今後、日本で長く生活し、日本文化にも深く根付いている部分はありますが、それでも自分のルーツを手を放さないという強い意志が感じられます。
「韓国人であることに誇りを持っている」というその言葉には、深い信念と両親への感謝が込められているでしょう。
まずは、アンミカさんは「韓国籍」という一つの選択、自分のルーツとともに生きる道を歩いているのですね。
アンミカ旦那はアメリカ人!国際結婚と文化の違い
アンミカさんと結婚した相手は、アメリカ人で制作会社のCEOを務めているセオドール・ミラーさんです。
驚くべきことに、セオドールさんはアメリカの映画監督ネット・ミラーさんの弟という、映画界のセレブの一家です。
そんなミラーさんとの出会いがゴルフがきっかけ。
ビジネスのつながりを持つ場として設定されたゴルフラウンドで、アンミカさんは一目でその幻想的な姿に惹かれたとか。
やって来て、出会ってから結婚までの流れはスピーディーで、まるで映画のワンシーンのように運命的だと言われています。
アメリカ自由でオープンな文化にのっとっているミラーさん、日本で長年活動し続けてきたアンミカさんは、最初こそ文化の違いに驚くことも多かったです。
しかし、その違いこそが二人の関係を豊かにしているようで、アンミカさんはしばしば「お互いの文化を理解することで、人生がより楽しくなる」と語っています。
また、愛情表現がストレートなアメリカ人の夫と過ごすことで、アンミカさんも新たな価値観を得てインタビューで語ることも。
ンミカ旦那との出会いと結婚生活
アンミカさんとセオドール・ミラーさんが出会ったのは、仕事関係者によるゴルフのセッティングがきっかけ。
お互いに共通の友人がいるということで、初対面から和やかな雰囲気だったそうですね。
セオドールさんは、映画業界の経験が豊富で、クリエイティブな会話ができる相手です。
アンミカさん自身のモデルやデザイナーとしてのキャリアを生かし、常に刺激を受け合える関係を築いています。
結婚後の生活について、アンミカさんは時々「セオドールさんとの時間は毎日が新鮮」といます。
文化の違いも面白おかしく受け入れ、家庭での会話も笑いが絶えないとか。
特に、セオドールさんのアメリカン・ジョークは最初は理解できないことも多かったですが、今ではアンミカさんもなんとなく慣れていて、夫婦のコミュニケーションの一部になっているそうです。
国際結婚ならではのエピソードもたくさんあり、料理の違いや休日の過ごし方など、毎日が文化のシェアリング。
お互いに違いを楽しみながら、新しい家庭を過ごしています。
アンミカ理不尽な理由と不妊治療の経験
アンミカさんは結婚当初から子供を望んでいましたが、40歳を過ぎてからの妊娠は簡単なことではありませんでした。
仕事が絶好調だった事もあり、最初の1年は自然に任せていましたが、その後、不妊治療を開始決断しました。
人工授精を何度か試みたもの、残念ながら結果は思いませんでした。
何度か着床するまで納得したもの、最終的には赤ちゃんが育たず、辛い経験を乗り越えなければなりませんでした。
しかし、アンミカさんのポジティブな性格は、そんな困難な状況でも大きな力を発揮しました。
アンミカさんは「自分が幸せであることが大事」と語り、不妊治療の辛さを乗り越えるためにも、自分自身の心と体を大切にしていたのです。
また、メディア最多ときは、この経験を隠さずに語り、多くの女性たちに「幸せの形は一つではない」というメッセージを伝えています。
アンミカさんの持ち前のポジティブさと自己肯定感の高さは、不妊治療という厳しい現実の中でも、しっかりと自分を支えてきたのです。
その小さい経験、アンミカさんは「子供を持つことだけが幸せではない」と考えるようになり、夫婦二人の人生を大切にする道を選んでいます。
子どもができないことで、自分の存在意義を否定するような気持ちになったときもあったけど、自分で自分を愛し、夫を慈しんで生きていきたいと思えています。子どもを産むことに精いっぱいトライした私たち夫婦は、頑張ったからこそ今、ポジティブに笑っていられるんです 出典:東洋経済ONLINE
今では夫婦終わって「自分達が健康で幸せならそれでいい」と言い合える、強い絆で結ばれた関係になっています。
アンミカ昔からの努力家!モデルデビューまでの歩み
アンミカは、幼い頃からとにかく努力家でした。
韓国・済州島で生まれ、3歳までを済州島で過ごしたもの、その後の人生は大阪で進みます。
家計が落ち着いて育ち、5人兄弟の次女として家庭を支えるため、中学生の頃から新聞配達やパン屋でのアルバイトをしていたのです。
時代には、大阪の進学校である住吉高校に進学し、勉強しながらも、ファッションに強い興味を抱いていました。
それほどの情熱を持っていたのです。
家庭の経済的な理由もあり、高価なブランド品に手が届かない中でも、自分の感性を磨き続けていたその姿勢は、ひたすら「努力の賜物」です。
そして、ファッションへの情熱はモデルとしての道を開くことになります。
アンミカは20歳でパリコレクションに初参加。
この大きなステージを踏むために、周囲からの厳しい目にも負けず、常に努力を続けていたことが、今のアンミカを築いてきたといえます。
その後も多くのモデルとしての仕事をこなし、ステップアップしていきました。
アンミカ学歴と幼少期のコンプレックス克服
アンミカは、見た目からは想像できないほどのコンプレックスを抱いていました。
幼少期に口元に傷を負い、それが長い間の悩みの種だったそうです。
家庭の経済状況も厳しかったため、周囲との違いを強く感じたこともあったそうです。
高校時代には、学業とアルバイトを両立し、さらには自作の洋服でオシャレを楽しむなど、多才な一面も発揮しています。
住吉高校は進学校として知られていますが、アンミカは勉強だけでなく、ファッションへの探求心も持ち続け、他の生徒とは一味違う輝きを放っていたようです。
その後、韓国語を学ぶために韓国の延世大学へも留学しています。
29歳での留学ですが、アンミカはそれを忘れて学問の場とせず、自分のルーツを見つめ直す大切な時間として留学したようですね。
その結果、韓国語や韓国文化も学び、日本と韓国、両国をより深く理解できました。
この経験が、その後の国際的な活躍にもつながっているのです。
アンミカ兄弟との絆と支え合い
アンミカには、兄弟が4人います。
5人兄弟の次女として生まれ、兄弟姉妹と支え合いながらいきました。
貧困のなかお互い助け合うことは日常的で、朝の新聞配達で家計を助け、兄弟たちもそれぞれの役割を果たしていました。
アンミカの兄弟は、全員が専門的な仕事に就いていますが、その絆は現在でも強く続いているそうです。
たとえば、姉は歯科衛生士、兄は司法書士、妹はセラピスト、弟は鍼灸師・柔道整復師としてそれぞれ活躍しています。
アンミカの成功は、一人の努力だけでなく、兄弟姉妹の支えがあったからこそなんですね。
また、アンミカは兄弟の中でも特に明るく、ポジティブな性格で、家族の中心的な存在でした。
幼少期にはいじめを経験し、辛い時期もありましたが、家族との絆が心の支えとなり、困難を乗り越える力をもらってきたそうです。
そのため、家族との絆はアンミカにとって非常に大切なものであり、現在も家族ぐるみでの交流を大切にしません。
アンミカハーフの噂は本当ですか? 実際の家系について
アンミカに関する「ハーフ説」、そのエキゾチックな顔立ちと抜群のスタイルから、韓国だけでなく、欧米系の血も入っているような印象もあります。
実際はどうなのでしょうか。
ただ、アンミカは純韓国人です。
父親、母親どちらかとのハーフではなく、韓国・済州島生まれで、家族が全員韓国籍です。
とはいえ、母親の家系に少しだけインド人の血が入っていること。
そのため、一部では「ハーフでは?」と注目されたようですね。
日本の血は入っていないものの、日本で育ち、また韓国、インドの血が少し混ざっていることが、アンミカの多様な魅力を生んでいるのかもしれません。
アンミカハーフではなく純韓国人の背景
アンミカは韓国・済州島で生まれ、幼少期に家族とともに日本へ移住しました。
大阪のコリアンタウンで育ち、ここで得たユニークな背景がアンミカを形作っています。
日本での生活が長いため、まるで日本人かのように感じる方もいるかもしれません。
しかし、国籍は韓国で、帰化していないため現在も韓国籍を持っています。
そのルーツを大切にしているアンミカは、父親の死をきっかけに韓国への思いを再確認し、韓国語を学ぶためにソウルへ留学したこともあります。
この留学で、韓国人としての誇りを強く抱いたのだとか。
実際、韓国の観光大使として活動するなど、国際的な活動も展開しています。
アンミカ密入国の噂とその真実
アンミカは、家族が密入国で日本に渡ってきたという話があります。
特に、過去のテレビ番組でこのことが注目された際には、大きな話題になりました。
TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で放送された再現VTRの中では、アンミカが、幼少期に家族と一緒に小舟で日本へ渡ったエピソードがあり、それがこの「密入国」という噂の発端となったようです。
ただ、実際には小舟で渡ってきたという事実はないようですね。
密入国についても、アンミカはきっぱりと否定し、「そんなわけないんじゃないですか!」と笑い飛ばしていました。
アンミカの家族は、正式な手続きを経て日本に移住し、生活を重ねてきたようですね。
アンミカ「日本は世界の恥」!?どん兵衛CMで炎上
アンミカの発言がネット上で炎上したのは、2023年12月に日清食品の「どん兵衛」webCMに出演したことを、アンミカ自身のinstagramでコメントしたことがきっかけです。
もともと「どん兵衛」のCMに対しては「かわいい」などの好意的なコメントは多かったものの、Yahoo!ニュースのコメントなどには、「下品すぎる」など批判的なコメントも目立ちました。
批判的なコメントがエスカレートして、アンミカの出自や、密入国についてもSNS上でいわれるようになり、アンミカが過去に「日本は世界の恥」とコメントしたことが、再度注目されることになりました。
もともと、アンミカが「日本は世界の恥」と言ったのは、2018年9月25日に放送されたフジテレビ系「バイキング」出演時のことでした。
番組では、自民党の杉田水脈議員が「LGBTは生産性がない」という文章を雑誌に寄稿したことについて、アンミカが涙ながらに批判しました。
アンミカは、自身も不妊治療をしても子供がもてなかったこともあり、杉田議員の言葉に傷ついたと話しまし、日本は世界から見ても差別的で恥ずかしい国だと言いました。
そのコメントが一部の報道でアンミカが「日本は世界の恥だ」と発言したとされ炎上。
アンミカが議員に対して失望を感じた発言が一部切り取られて、「日本全体を批判した」と捉えられてしまい、韓国籍であることや、もともと噂であった「密入国」なども含めて、CM出演をめぐっても、大炎上してしまいました。
アンミカどん兵衛CM出演時の発言について
アンミカのどん兵衛CM出演で、問題視されたのが「密入国者をCMに使うな」ような誹謗中傷でした。
「日本は世界の恥です。」←アンミカが韓国出身の韓国人。米国人と結婚。こういう人に言葉尻を捉えて日本人、自民党を罵倒されてもね~。よく読めば偏見でも何でもない。ごく普通の考えと思うが。 https://t.co/yaxv1XLsRO
— こうのとり (@kono_tori) September 28, 2018
だから和田アキ子は嫌われる。和田アキ子、アンミカとかいう密入国者が出演する番組は見ない。当然CMやってる商品は不買 https://t.co/82BIyGFdUJ
— ごうだたけし (@UJBS9PExoQnbcU7) August 11, 2024
ところでアンミカは「日本は世界の恥」と言ったのになんで偉そうな日本のテレビに出ているの?
密入国の在日で日本に居させてもらっているのにちょいちょい舐めた事言うよね。
文句があるから出ていけよ。
pic.twitter.com/MeznpbGbkq— 髙橋𝕏羚@闇を暴く人。 (@Parsonalsecret) July 21, 2024
過去に家族が日本に移住してきた経緯が「密入国」として広がったことが発端です。
この噂についてもアンミカは一貫して否定しています。
ただ、このような噂が拡散した背景には、アンミカが日本国籍に帰化せずに、韓国籍の在日韓国人であるということも影響しているのかもしれません。
アンミカ 「日本は世界の恥」と言われた背景と真意
アンミカが「日本は世界の恥」と言った点について触れましょう。
アンミカの発言は、自民党の杉田水脈議員が「LGBTは生産性がない」という文章に対して、日本の政治家や一部の社会問題に対して失望をコメントしたものでした。
実際のコメントは、「日本は美しい文化や素晴らしい歴史がある一方で、政治家の行動や社会の一部を見ると、世界の恥ずかしいと感じることがある」という内容です。
「日本は世界の恥」という過激な発言はしていません。
アンミカは、日本という国を否定するつもりは全くなく、日本文化や歴史に誇りを持っていることも公言しています。
アンミカ自身も、この発言が日本全体を否定するものだと受け止められたことにショックを受けたと言います。
この発言が波紋を広げ、アンミカの「日本は世界の恥」というフレーズだけが一人歩きしてたのです。
アンミカ自身も「もっと言葉の選択に気を付けるべきだった」と後悔しているようですが、正直な思いを伝えたいという信念は変わってはいないようです。
アンミカ国籍に関するまとめ
アンミカは、明るいキャラクターと抜群のスタイルで日本のメディアに欠かせない存在ですが、アンミカの国籍は韓国であり、韓国人であることにも誇りを持っています。
両親が済州島出身で、アンミカ自身も幼少期から大阪で育ったというバックグラウンドを持つアンミカは、帰化せずに韓国籍を貫いています。
ルーツを大切にする思いと、アンミカ自身のアイデンティティを守り続けたいという信念があるようですね。
日本で成功を収めながらも、韓国人としての自分をしっかりと見つめ、日本と韓国、両国の架け橋としての役割を担っています。
アンミカはそのルーツを巡って炎上することもありました。
2023年には「どん兵衛」CM出演時に、過去の発言が切り取られ、アンミカ自身や国籍に関しても批判が巻き起こりましたが、一貫して否定し、自分の考えを発信し続けています。
アンミカの夫、アメリカ人で映画制作会社のCEOであるセオドール・ミラーとは、その仲の良さがテレビやSNSでも多く発信されていて、見る人を和ませてくれますね。
アンミカは、韓国人としてのルーツを大切にしながら、日本での成功と国際活動を両立させています。